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ゑずトリア研究所の研究員はコードネームにより、その働きの度合いに応じた数字が決定します。
所長の右腕が一番よく動くことになるので「1」左腕が「2」特派員は「3」から始まります。
完全能力出来高制の実力一本主義な当研究所では、本人の得意分野で力を活かせる適材適所を用意することでその能力を十二分に発揮してもらうことが出来るシステムになっています。
2010年梅雨時期現在、当研究所の研究員は3名、その他に研修生として1名を育成中であり、助手候補として3名ほどにツバをつけてい、研究室執事の1名は恥ずかしながら逃亡中につき、研究そっちのけで捜索中です。
コードネームに付けられている数字は、所長の側近からファースト・セカンドという位の要素もございます。
右腕となるゑずトリアコードネームなら[1LDK]です。同じように左腕が[2LDK]となり特派員が[3LDK]からです。現時点でコードネームとして授与済みなのがこの3名で特派員のトップ[3LDK]はビジュアル担当なので卓越した絵心がないと務まりません。よって[3LDK]はビジュアルセンスが求められる選ばれし専門的コードネームなのです。研修生と助手候補には所長がよしとするまでコードネームの使用許可が与えられることはありません。人手不足のくせに意味もなく狭き門システムでスタッフの質を上げております。
このことからわかるように、特派員先着順という暗黙の了解があります。その活動内容はそれぞれに適材適所であり、新人だからといって気の進まない活動を無理クリやらされる、というような世間一般のタテ社会方式ではございません。しかし基本的には「先に名乗りを上げたひとほど優遇される」という性には逆らえないとお考えください。やらないひとよりやったひとが、後回しにするひとより率先してするひとが、周りの様子をみもってタイミングをはかるひとより何も考えずとりあえず我先に飛び込んでみたひとが、勇者として讃えられるべき存在のひとなのです。
ゑずトリア研究所の研究員はペーペーになればなるほどコードネームの坪数がデカくなります。
坪数がデカくなるというのはどうゆうことでしょうか。そうです、税金をよぉけ納めるということですね。ゑずトリア研究所でいうトコロの「税金」とは一般的には「雑用」と表現しています。ペーペーほど多くの雑用を納めることになり、当研究所が今後着手予定である新企画「クレーム・ブリュレ(仮)」という実用書からは遠ざかった作業をすることになります。これを世の中は「修業」や「下積み」と言いますが、当研究所内の業界用語では「納税」です。納税は国民の義務ですよ。
そんなわけで素直な国民の皆さん、ゑずトリア研究所は随時、助手候補者を募集中しています。
能力に応じて[4LDK]あたりから奪い合っていただきますので、研修期間はしこたま納税し自分の働きっぷりをアピールしてうまいこと上へ上へと登り詰めてください。
この時、どんなに卑怯な手を使って他人を蹴落としても問題ございません。その蹴落とした人間を踏み台にしてラクに上がってもらっても構いません。ゑずトリア研究所の研究員は、それくらいのガッツがなくては務まりませんし、誰彼に「卑怯な手を使ってのしあがった」と多くの非難をあびてもなおリタイヤしない根性がなければ続きませんからね。参考までに任務に嫌気がさしているとウワサの[3LDK]のポストに限り、今なら情熱さえあれば簡単に奪取できると思われます。
助手候補者になるには立候補をすればいいだけです。
意思表示のメールフォームから送信するだけで応募はできます。
「このジャンルで納税しまくりたい」という自己アピールをこれでもかと書いて送信してくださいね。
漏れなくまずは候補者として認められますので、所長からの返信を気長に待ちましょう。
助手候補者が研修生になるためにはこの候補者への立候補の回数がトータルで十回必要ですのでくれぐれも回数をお間違えなく。
助手候補者になりたい理由を立候補の回数分ボケたかのごとくしつこくうかがいますので、全て違う理由でお答えください。
全十回の回答が終わりましたら研修生として本採用です。
研修生の間には「自分の適材適所とはどこか」という自分探しをご勝手にやっていただきます。面倒見きれませんので「隙間な活動やなぁ」と思うような活動を自分で見つけ出してください。自分でチャレンジし自分で考え勝手に挫折してはたまに泣きついてきても結構ですよ。でも所長はくだらない事に没頭していて忙しいったらありゃしないので、泣きついてきたアナタに腹いせに無理難題をフっかけることでしょう。
かぐや姫に無理難題を求められた花婿候補のようなガッツを見せてこのテストを乗りこえた勝者にのみ、ゑずトリア研究所研究員としてのコードネームが授与されます。頑張りすぎるのも考えモノ。一度冷静になり一回睡眠を挟んでからメールを送信するかどうかを決めましょう。
目が覚めて、それでも送信したいとアナタが思うのなら、間違いなくアナタの目は節穴だからコッチ側へいらっしゃい。もう当研究所くらいしか、アナタという人間を発揮出来る場所はないはずです。共にススんでまいりましょう。
ここでひとつ覚えておいてほしいことは、当研究所には研究費が鐚一文も降りていない事実でございます。本採用によりゑずトリア研究所の研究生として名を連ねたからにはいずれ、研修生として納税の傍ら隙間活動の練習を重ねることになるわけですが、自腹覚悟で事に当たらねばならないでしょう。そしてゆくゆくコードネームの使用許可が与えられたりなんかした日にゃぁ、アナタにはゑずトリア研究所の研究員としての任務が課されることとなるのです。しかもまったくのボランティアどころかアシが出るデる足が出る、事と次第によってはありとあらゆる穴からいろんなモンが出ちゃうかもしれませんが、耳から脳ミソが出ないようにだけ、自己管理のほうを気合いでなんとかするとお約束ください。
ものはついでなのでゆぅておきますが、アナタが当研究所の研究員となったことで得られるメリットはひとつしかないでしょう。
それは平成の迷える子羊ではなくなることです。
所長の元へ、恥ずかしさとか躊躇いとか遠慮とか、いろいろとかなぐり捨てて飛び込んでおいで。
私はアナタを決して平成の迷える子羊になんかしません。アナタを、平成の、迷っているヒマなんかない子羊にかえてみせます。
当研究所、人手不足なのでこの際、脚力に自信のあるかたや何かから足を洗いたいかたであっても、居酒屋よりも喜んで対応いたします。